機械系エンジニアの技術士ストレート合格勉強法

技術士第一次試験に満点合格、第二次試験(機械部門)にストレート合格した勉強法や過去問解説、キーワード集を大公開。

技術士第一次試験の勉強法まとめ ~3科目満点合格の方法とは?~

こんにちは。

機械系エンジニアのメカエン@技術士(機械部門)です。

技術士第一次試験の勉強法

第一次試験の全科目を満点合格した勉強法を共有したいと思います。受験生の皆様の一助になればうれしいです。

目次です。

専門科目の勉強法

1.専門科目の試験内容を調べる

何はともあれ試験内容を把握することが一番です。
私もここから始めました。
技術士会の発表している専門科目の試験内容はこのようなものです。

問題の種類

 専門科目
 当該技術部門に係る基礎知識及び専門知識を問う問題

解答時間

 2時間

試験方式

 マークシート形式(五肢択一式)

合否判定基準

 50%以上の得点

 

私がこれを初めて知ったときの感想は、「50%以上で合格なんだ^^」
というものでした。自信過剰でしたね。。

 

次に浮かんだのは、きっと皆さんも同じだと思うのですが
「いったいどれくらいの難易度だろう?」でした。
これについては実施大綱には次のようにあります。

基礎科目及び専門科目の試験の程度は、4年生大学の自然科学系学部の専門教育課程修了程度とする。

 そうなんです。

  専門科目のレベル=’’大学の定期テストのレベル’’

この認識で間違いないです。
実際に満点を取った後でもこの認識は変わっていません。
つまり、結構むずかしいということです。。

 

ただし、過去問題を見て頂ければ分かりますが、問題の冒頭にはこのようにあります。

次の35問題のうち25問題を選択して解答せよ。 

そうなんです。
50%以上の得点は、25問題の50%以上、つまり13問題以上でOKです。

  専門科目は35問題中、たったの13問題の正答でOK!

正答率では、たったの37%です。
50%すら必要ないのです。

 

次にしたことは実際に過去問を見てみることでした。
過去問は技術士会のHPからだれでもすぐに入手できます。

過去問を10年分ほど見てみた結果、似たような問題がいくつか違う年度で
出てきているのがすぐに分かりました。

そうなんです。

  専門科目は流用問題がかなりある!

 

ここまで調べた結果から、一次試験の専門科目の勉強法の方針は決まりました。

 

  過去問10年分を解けるようにする

 

この方針で勉強することで、結果的に私は満点を取ることができました^^

なお、結果論ですが10年分すると満点が取れてしまいます^^
正直なところ合格のみであれば、メカエンの勉強法だと5年分で大丈夫です。13問以上は正解できるでしょう。ただし、5年分だとおそらく試験中に解けない問題が多くて不安になると思います。余裕で合格するためにもメカエンの勉強法としては10年分をお勧めします^^

2.専門科目の参考書と本を用意する

ここからは、専門科目の勉強を始めるにあたって使用した参考書や本について紹介したいと思います。

 

先ほども言いましたが、私はすでに大学を卒業して10年以上経っていましたので、大学での知識はほぼ忘れていました。

 

そこで参考書を1冊と過去問の解説本を2冊の合計3冊を買いました。解説本を2冊買ったのは1冊では収録されている問題数に限りがあったためです。

 

具体的な参考書と過去問の解説本の紹介はまた別の記事で詳しく紹介したいと思っていますので、ここでは名前だけ紹介しておきます。

 

■参考書

 技術士第一次試験「機械部門」専門科目 受験必修テキスト
 (日刊工業新聞社)

 

■過去問の解説本

 技術士第一次試験「機械部門」専門科目 過去問題 解答と解説
 (日刊工業新聞社)

 

 技術士第一次試験「機械部門」合格への厳選100問
 (日刊工業新聞社)

 

参考書選びのポイントはこれです。

  専門科目の参考書は、技術士試験に特化したものが良い!

勉強法として、大学の教科書で勉強するというのがもしかしたら一般的なのかも知れません。しかし、第一次試験の専門科目で効率的に得点するという目的に対しては、間違いなく非効率です。35問すべてを正解するためには、大学の教科書をまんべんなく勉強するのが有効かも知れませんが、この試験では25問を選択して解答できるのです。さらに合格するためには13問だけ正解すればいいのですから^^

 

過去問の解説本選びのポイントはこれです。

  過去問の解説本は、とにかく収録数が多いのが良い!

過去問は10年分、つまり350問を解けることを目標にしますから、収録数が多いのが良いです。私が受けた機械部門は比較的受験者が多いこともあり、本もそれなりに本屋さんなどで手に入れることができますが、部門によってはほとんどないこともあります。過去問の解説本にはお金をケチらずにしましょう^^

3.専門科目の勉強法

いよいよ一番大事な大事な勉強法です。


どのような勉強法を実行するかで、不合格となるか、はたまた効率的に合格できるかが決まるといっても過言ではありません! ここでは私が実際に行い25問すべて正解できた勉強法を紹介したいと思います。

 

Step1: 参考書を使って1分野目の1セクション目を"ざっと"勉強する

※Step1は学生の皆さんや、まだ卒業して間もない方は飛ばしてもOKです。
 その場合はより効率的に合格点を取れることでしょう^^

 

どのような部門でも、試験内容はいくつかの分野に分かれていると思います。私が受験した機械部門では4つ分野に分かれていました。そして各々の分野はさらにいくつかのセクションに分かれています。私の使用した参考書では、このように分かれていました。

 1:材料力学(9セクション)
 2:機械力学・制御(6セクション)
 3:熱力学(7セクション)
 4:流体力学(11セクション)

 ※5つ目の分野は範囲外でしたので省略。

 

私の場合はそのまま1分野目の材料力学から始めました。
ここで重要なのは、"ざっと"勉強することです。
決して完璧を求めてはいけません^^
意外と重要なことなのでもう一度言います。
”ざっと”勉強してください。

 

ここはそれほど時間がかかりません。1セクションはだいたい数ページから多くても十数ページほどです。なぜなら、技術士試験に特化した参考書を使用しているからです。これが効率的な勉強に重要なことです。詳しい大学の教科書を使っていてはStep2へはなかなか進めないでしょう。

 

Step2: 過去問の解説本を使って1分野目の1セクション目の過去問を解く

参考書で勉強した1分野目の1セクション目の範囲だけで良いので、過去問の解説本で実際に過去問を解きます。数問から十数問程度でしょう。解説本はすべての過去問を収録しているわけではありませんが、この段階では収録されている問題だけでOKです。

 

ここで、問題にはマーキングをつけておいてください。基礎科目、適性科目にも共通の方法です。効率的に勉強をする上でとても重要なことです。

 

問題へのマーキング

 〇 :自力で解けた。
 △ :自力で解けなかったが、解説を読むと理解できた。
 ×   :解説を読んでも理解できなかった。

こんな感じです。

f:id:MechanicalEngineer:20190723061745p:plain

 

このマーキングがすべての問題で〇になった時、満点が取れます^^ 
(正確には、私は最後まで×が数問ありましたがそれでも満点が取れました。)
私の場合、1回目のマーキングでは、〇が1割、△が9割で、×が少しあった感じでした。これがどんどん〇に変わっていくのが、モチベーションUPにつながりました。

 

Step3: 1分野目のStep1とStep2を繰り返す

Step1とStep2の1分野目の1セクション目が終わったら同様に2セクション目、3セクション目と進めていき、1分野目の全セクションを終わらせます。機械部門でいうと、材料力学の分野が終わったことになります。

だいたいですが私の場合は、〇が1割、△が9割で、×も少しある状態だと思います。それで順調です^^ 人によっては〇がもっとあるかも知れません。とても順調です^^

Step4: 1分野目の過去問を解いていく

ここまでくれば、1分野目の過去問を解いて行きましょう。過去問は日本技術士会のホームページから誰でも入手できます。私は10年分をすべてプリントアウトして過去問集を作りました。

ここでも、もちろん〇△×のマーキングをすべてつけていきます。ここで気付くと思います。「あれ、同じような問題があるな。。」と。
私はここで「過去問さえやっておけば大丈夫^^」と再確認できました。

いくつかの類題に出会って、〇もいくつかつくと自信になります。こうなるともう大丈夫です。

 

ここで一つの頑張りどころがやってきます。×の問題です。自力では解けなかった問題です。私の場合は、ここではじめて大学の教科書のようなものを見たり、ヤフー知恵袋やネットの掲示板で問い合わせをしたりしました。残念ながらいくつかの問題は最後まで×でしたが、合格にはまったく影響ありません^^ あまり時間をかけずに次のステップに進みましょう!

 

  ×があっても気にしなくて良い!

 

Step5: 残りの分野を同様にやっていく+終了した分野の復讐を平行で行う

1分野目がStep4まで終わったら、2分野目をStep1からはじめましょう。同時に、1分野目で△がついた問題の復習を少しずつでもしておきましょう。2,3回目には〇になる問題が多く出てきます。

2分野目が終わったら3分野目、4分野目とどんどん行きましょう。△問題の復習は平行してです。これも重要です。

 

Step6: すべての問題が〇になるように復習する

 最後の仕上げです。すべての問題が〇になるように復習していきましょう。私の場合は、ほとんどの問題が3回目くらいには〇になりました。最後まで理解できない×の問題も少しは残るかも知れませんが(私はいくつかありました)、それは気にしないでOKです。ここまでやれば、十分満点合格が狙えます^^

 

ここでも重要なことがあります。

  過去問以外の問題には手を出さなくて良い!

 

ついつい心配でいろいろな問題集に手を出してしまいがちですが、手を出さなくても大丈夫です。合格を第一に考えるなら、その分を復習や基礎科目、適性科目に時間を費やすべきです。35問中13問以上で合格できます。

4.専門科目の勉強スケジュール

 技術士第一次試験の3科目において、専門科目はもっとも勉強時間がかかる科目だと思います。ですので、専門科目は一番最初にやりました。

 専門科目 → 基礎科目 → 適性科目

もう少し詳細に言うと、専門科目のStep1~Step5まではそれのみをしました。Step6と基礎科目を平行してスタートしました。

  専門科目は最初がおすすめ

基礎科目の勉強法

1.基礎科目の試験内容を調べる

専門科目と同様にまずは試験内容を把握することが一番です。
技術士会の発表している基礎科目の試験内容はこのようなものです。

問題の種類

 基礎科目
 科学技術全般にわたる基礎知識を問う問題

解答時間

 1時間

試験方式

 マークシート形式(五肢択一式)

合否判定基準

 50%以上の得点

 

合否判定基準は専門科目と同じ50%以上です。


難易度についても専門科目と同様に実施大綱には次のようにあります。

基礎科目及び専門科目の試験の程度は、4年生大学の自然科学系学部の専門教育課程修了程度とする。

 そうなんです。基礎科目もやはりこう言えそうです。

  基礎科目のレベル=’’大学の定期テストのレベル’’

 

この認識で間違いないのですが、私の実際の印象は専門科目の時と少し違います。私にとっては専門科目以上に出題範囲が広いように見えました。最初は。。。

さて、出題数と解答数ですが、専門科目のときは35問中25問の解答でした。基礎科目の問題の冒頭にはこのようにあります。

次の1群~5群の全ての問題群からそれぞれ3問題、計15問題を選び解答せよ。 

これだけでは出題数は分かりませんが、実際に問題を見ると各群で6問題あります。つまり出題数は30問題です。そこから15問題に解答し、50%以上の得点、つまり8問題以上の正解でOKです。

  基礎科目は30問題中、たったの8問題の正答でOK!

 

正答率では、たったの27%です。(専門科目は37%でした。)
50%どころか3問中1問解答できれば良いのです。

ただし、専門科目と大きく異なる点があります。それは”問題群からそれぞれ3問題”という点です。基礎科目は1群~5群をまんべんなく勉強しておく必要があるのです。たまに苦手な群を捨てても良いという意見もありますが、おすすめはできませんので注意ください。と言いますか、捨てるにはあまりにももったいないのです。。

  基礎科目は1群~5群をまんべんなく勉強する!

 

実際に過去問を見てみました。
過去問は技術士会のHPからだれでもすぐに入手できます。

過去問を10年分ほど見てみた結果、やはり専門科目と同様に似たような問題がいくつか違う年度で出てきているのが分かりました。

  基礎科目も流用問題がかなりある!

 

基礎科目の勉強方針もこれで決まりました。

 

  過去問13年分を解けるようにする

 

専門科目は10年分でしたがこちらは13年分にしました。内容からして範囲がとても広い!ことから、できるだけさかのぼってしておいた方が良いと思ったからです。私はH16年度~H28年度分までやりました。この方針で勉強することで、結果的にこの科目も満点を取ることができました^^

なお、私はH29年度に第一次試験を受けましたので、当時技術士会のHPで入手できるのがH16年度までだったという理由で13年分としました。過去問はその時点でできるだけ多く解けるようにしておいた方が良いです。意外と昔の問題からの流用もあります。

2.基礎科目の本を用意する

ここからは、基礎科目の勉強を始めるにあたって使用した本について紹介したいと思います。専門科目は参考書から始めましたが、基礎科目はとにかく過去問だけを集中してやることにしましたので、参考書は使いませんでした。結果として、それが最高に効率の良い勉強法になりました^^

参考書を使わなかった理由は次のとおりです。

  • 範囲が非常に広く、まともに勉強すると時間がとてもかかる!
  • 流用問題がとても多いので過去問に集中した方が効率が良い!

 具体的な過去問の解説本の紹介はまた別の記事で詳しく紹介したいと思っていますので、ここでは名前だけ紹介しておきます。ちなみに買ったのはこれ1冊だけです。

 

■過去問の解説本

 技術士 第一次試験問題集 基礎・適性科目 パーフェクト
 (SHOEISYA)

 

過去問の解説本選びのポイントはこれです。

  過去問の解説本は、とにかく収録数が多いのが良い!

過去問は13年分、つまり400問近くを解けることを目標にしますから、収録数が多いのが良いです。この本は1冊で10年分(本として7年分、ダウンロードで3年分)をカバーしてましたので、大変コスパが良かったですし、解説も十分でした。

3.基礎科目の勉強法

いよいよ一番大事な大事な勉強法です。
しかし、安心してください^^ 
専門科目と異なり基礎科目は単純明快です!

 

Step1: 過去問の1分野目を10年度分"ざっと"解いてみる

 基礎科目は1群から5群の5つの分野に分かれています。

 1群:設計・計画に関するもの
 2群:情報・論理に関するもの
 3群:解析に関するもの
 4群:材料・化学・バイオに関するもの
 5群:環境・エネルギー・技術に関するもの

 

 いきなり過去問から始めます!

 

私の場合はそのまま1群の設計・計画から始めました。
ここで重要なのは、"ざっと"勉強することです。
専門科目と同じです。
決して最初から完璧を求めてはいけません^^

 

もちろんマーキングをつけるのを忘れないでください。専門科目の勉強法の繰り返しになりますが、効率的に勉強をする上でとても重要なことです。

 

問題へのマーキング

 〇 :自力で解けた。
 △ :自力で解けなかったが、解説を読むと理解できた。
 ×   :解説を読んでも理解できなかった。

 

こんな感じですね。

f:id:MechanicalEngineer:20190723061745p:plain

 

このマーキングがすべての問題で〇になった時、やはり満点が取れます^^ 

 

なお私の独断と偏見ではありますが、各分野の印象はこのようなものでした。

1群.設計・計画

・計算問題も多く、得点しやすい。
・全問(3問)正解したいところ。

2群. 情報・論理

・文字通り論理的な問題であり、得点しやすい。
・全問(3問)正解したいところ。 

3群.解析

・数学や材力などの問題であり、得点しやすい。
・全問(3問)正解したいところ。

4群.材料・化学・バイオ

・ほぼ知識問題であり、知らない範囲での得点は不可能。
・最低限1問、できれば2問正解したいところだが、流用も多い。

5群. 環境・エネルギー・技術

・最も知識的な問題であり、知らない範囲での得点は不可能。
最低限1問、できれば2問正解したいところだが、流用も多い。

 

Step2: 残りの2群~5群を同様に10年分解いてみる

Step1で1群を10年分を解き終わったら、同様に2群~5群も解いていきます。
2群~5群を解いていく際にも、それまでの△がついた問題の復習を平行でしていきます。この復習がとても重要です。

 

私の場合は、最初に解き終わったときは、〇が1割未満、△が9割、×も少しある状態でした。それで順調です^^ 基礎科目は専門科目以上に知識問題が多く、また計算問題のパターンは少ないです。△から〇になるスピードは専門科目よりも早いですので安心してください。

 10年分を復習していき、〇が8割以上になったら、Step3へ進みましょう。
ここでもあまり完璧を求めないことです^^

 

Step3: 残りの過去問を解いていく

 

残りの過去問を解いていきましょう。私の場合は3年分でした。昔の年度の解説が見つかりにくい場合には、使用した「・・・パーフェクト」の中古品などを買っても良いと思います。もしくは、有名なSUKIYAKI塾の掲示板には基礎科目はH15年度分からの情報が残っていますので、参考になるかと思います。

 なお、基礎科目についても×の問題、すなわち理解できなかった問題が少し残るかも知れません。私の場合は、ヤフー知恵袋やネットの掲示板で問い合わせをしたりしました。基礎科目に関しては、専門科目と異なりいろいろと調べれば最後は〇になる問題ばかりだと思いますが、どうしても×問題が残る場合は気にせずにいましょう!合格するには影響はありません!

  少しくらい×が残っても気にしなくて良い!

 

Step4: すべての問題が〇になるように復習する

 最後の仕上げです。すべての問題が〇になるように復習していきましょう。私の場合は、ほとんどの問題が3回目くらいには〇になりました。

 

ここでも重要なことがあります。専門科目と同じです。

  過去問以外の問題には手を出さなくて良い!

 

ついつい心配でいろいろな問題集に手を出してしまいがちですが、手を出さなくても大丈夫です。合格を第一に考えるなら、その分を他の科目の復習などに時間を費やすべきです。

4.基礎科目の勉強スケジュール

 技術士第一次試験の3科目において、基礎科目は専門科目の次に勉強時間がかかる科目だと思います。ですので、専門科目の次にやりました。

 専門科目 → 基礎科目 → 適性科目

もう少し詳細に言うと、専門科目の勉強法でも書きましたが、専門科目のStep6と基礎科目を平行してスタートしました。

  基礎科目は2番目がおすすめ

適性科目の勉強法

1.適性科目の試験内容を調べる

専門科目や基礎科目と同様にまずは試験内容を把握することが一番です。
技術士会の発表している適性科目の試験内容はこのようなものです。

問題の種類

 適性科目
 技術士法第四章の規定の遵守に関する適性を問う問題

解答時間

 1時間

試験方式

 マークシート形式(五肢択一式)

合否判定基準

 50%以上の得点

 

合否判定基準は専門科目や基礎科目と同じ50%以上です。
難易度については、専門科目や基礎科目とは違い、特に記載はありません。

 

さて、出題数と解答数ですが、適性科目の問題の冒頭にはこのようにあります。

次の15問題を解答せよ。 

適性科目は問題の選択はできず、出題数15問題、解答数15問題となります。合否判定基準は50%以上の得点、つまり8問題以上の正解でOKです。

  適性科目は15問題中、8問題の正答でOK!

 

実は出題数に対する必要な正解数は適性科目が最も必要なのです。

専門科目 37%(35問題中13問題)

基礎科目 27%(30問題中 8問題)

適性科目 53%(15問題中 8問題)

 

つまり、決して手を抜いてはいけない科目なのです。

  適性科目も決して手を抜いてはいけない!

 

実際に過去問を見てみました。
過去問は技術士会のHPからだれでもすぐに入手できます。

過去問を数年分ほど見てみた結果、やはり専門科目と同様に似たような問題がいくつか違う年度で出てきているのが分かりました。

  適性科目も流用問題がある!

 

適性科目の勉強方針もこれで決まりました。

 

  過去問10年分を解けるようにする

 

やはり過去問は最重要です^^

2.適性科目の本を用意する

ここからは、適性科目の勉強を始めるにあたって使用した本について紹介したいと思います。ただし、この科目に限っては、問題の種類に"技術士法第四章の規定の遵守に関する適性を問う問題"と、技術士法第四章を知っておくことが大前提となっています。そこでまずは技術士法第四章を確認しました。過去問の解説本は、基礎科目と同じものを使用しました。基礎科目と同じく、買ったのはこれ1冊だけです。

■技術士法第四章

 ネット等で閲覧可能

■過去問の解説本

 技術士 第一次試験問題集 基礎・適性科目 パーフェクト
 (SHOEISYA)

3.適性科目の勉強法

いよいよ一番大事な大事な勉強法です。
しかし、これまた安心してください^^ 
基礎科目と同様に単純明快です!

 

Step1: 過去問10年度分を"ざっと"解いてみる

 

 いきなり過去問から始めます!

 

大事なことなのでまたまた書いておきます。
ここで重要なのは、"ざっと"勉強することです。
専門科目や基礎科目と同じです。
決して最初から完璧を求めてはいけません^^

 

もちろんマーキングをつけるのを忘れないでください。これまた専門科目や基礎科目の勉強法の繰り返しになりますが、効率的に勉強をする上でとても重要なことです。

 

問題へのマーキング

 〇 :自力で解けた。
 △ :自力で解けなかったが、解説を読むと理解できた。
 ×   :解説を読んでも理解できなかった。

 

こんな感じですね。

f:id:MechanicalEngineer:20190723061745p:plain

 

おそらく、適性科目が所見では一番〇が多いと思います。技術者倫理に関することなども出題されているので、常識問題のようなものもあるからです。私も所見でだいたい7門程度、良い年度では10問程度が正解できました。

このマーキングがすべての問題で〇になった時、やはり満点が取れます^^ 

 

Step2: 技術士法第四章の暗記とよく出る法令などについて調べる

Step1で過去問を10年分解き終わったら、だいたい問題の傾向が分かります。すると必要なことは、次のようなことだと分かります。

  • 技術士法第四章の暗記と理解
  • よく出る法令などの理解

技術士法第四章の暗記と理解

 技術士法第四章とは、いわゆる3義務2責務を中心に述べられています。3義務2責務とはこれらのことです。条文は丸暗記するまで読みましょう。法律用語ですので、正確な言葉の使用が求められます。

  • 信用失墜行為の禁止
  • 技術士等の秘密保持義務
  • 技術士等の公益確保の責務
  • 技術士の名称表示の場合の義務
  • 技術士の資質向上の責務

有名な「信・秘・名・公・資」の語呂合わせはこの時はじめて私は知りました。

よく出る法令などの理解

過去問を解いていくと、よく出題される法令や法規があります。これらは調べて理解するようにしましょう。下記はその一例です。H30年度に出題されています。

  • 知的財産権
  • 公益通報者保護法
  • 製造物責任法
  • 消費生活用製品安全法
  • 労働安全衛生法

  など。

 

Step3: すべての問題が〇になるように復習する

 最後の仕上げです。すべての問題が〇になるように復習していきましょう。私の場合は、ほとんどの問題が3回目くらいには〇になりました。

 

ここでもやはり重要なことがあります。専門科目や基礎科目と同じです。

  過去問以外の問題には手を出さなくて良い!

 

またまた繰り返しになりますが、ついつい心配でいろいろな問題集に手を出してしまいがちですが、手を出さなくても大丈夫です。合格を第一に考えるなら、その分を他の科目の復習などに時間を費やすべきです。

 

4.適性科目の勉強スケジュール

 技術士第一次試験の3科目において、適性科目は最後で大丈夫です。

 専門科目 → 基礎科目 → 適性科目

決して手を抜いてはいけませんが、必要な時間は専門科目>基礎科目>適性科目の順番です。目安として、1か月あれば合格圏内、2か月あれば満点が狙えます。

  適性科目は最後で大丈夫

 

最後になりましたが、勉強時間についてはこちらをご覧ください。

www.mechanicalengineer.work

 

それでは皆様の合格を祈願しております!

それでは今回も最後までありがとうございました^^