1分で読める米国株ETF・個別株の保有銘柄の騰落状況&今日のTipsです。
Tipsでは本ブログテーマである投資・節約・キャリアアップの内容から私が経験、学習したもの等をシェアさせて頂き、読者の皆様とともに1mm成長したいと思います。
米国株ETFと個別株の保有銘柄
ETFは概ね上昇している中、高配当系ETFが少し下げました。
SPYD、VYM、HDVの含み損が解消されませんがまだまだHold継続です。。
個別では新規にバイオエヌテック(BNTX)を少しだけ購入しました。
新型コロナワクチンの手法はモデルナと同じようなので購入は不要かとも思っていましたが、その後の供給状況は会社毎に異なってきますので、新型コロナ終息を祈念して買いました。モデルナと同様にPhase3臨床試験の結果待ちとなります。
長い付き合いになるか、BNTXやMRNAは9月~10月にサヨナラとなるか、、、
今日のTips: GDP(国内総生産)とは?
GDP(国内総生産)の理解を1mmだけ深められましたのでシェアしたいと思います。
GDP:Gross Domestic Productの略です。
ある国において、一定期間内(通常は1年間)に生み出された付加価値の合計額を意味します。
ではこの場合の付加価値とは何か?
それは、生み出した財・サービス(生産額)から使用した原材料(中間投入額)を差し引いた額を意味します。
付加価値=生産額ー中間投入額
ちょっと極端すぎる例で簡単にGDPの計算例を確認してみます。
今、日本の産業はお米に関する次の3つからのみとします。
玄米を作る農家、玄米を精米する精米業者、精米を売るお米屋の3つです。
ある年、農家は100万円で買ってきた苗を植えて、500万円分の玄米を生産しました。
精米業者はその500万円分の玄米を買い取り、800万円分の精米にしました。
お米屋は800万円分の精米を買い取り、1000万円でお米として売りました。
それぞれの付加価値はこのようになります。
農家:生産額 500万円 ー 中間投入額 100万円 = 付加価値 400万円
精米業者:生産額 800万円 - 中間投入額 500万円 = 付加価値 300万円
お米屋:生産額 1000万円 - 中間投入額 800万円 = 付加価値 200万円
つまり、この場合の日本のGDPは、400万円+300万円+200万円=900万円となります。
この場合の玄米や精米は次の生産のために使用されるので中間財と呼ばれ、最終的に売られるお米は最終財と呼ばれます。
なお、日本の実際の2019年の名目GDP(ものやサービスの付加価値の合計)は552.4兆円、実質GDP(名目GDPから物価変動を除いたもの)は533.5兆円となります。
また、先月7月末に大きなニュースとなりましたが、米国の2020年4-6月期の実質GDPは年率換算でマイナス32.9%という統計開始の1947年以来最悪の大きな落ち込みをしました。
2019年の米国の名目GDPは214,280億ドル(約2,250兆円(1ドル105円換算))でした。
今後、この新型コロナウィルスで落ち込んだGDPがどのように回復していくかが注目されています。