インデックス投資101

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インデックス投資家に捧げるガン見インデックス投資のススメ~なぜ私は日々のニュースを追いかけるのか?~

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こんにちは。

今回の記事はインデックス投資家の方へ捧げる私のおススメ、と言いますか私が実践している投資スタイルを紹介したいと思います。

名付けて「ガン見インデックス投資」です。

結論から言うと、「ほったらかし投資」の真逆で、インデックス投資においても日々の株価はもちろんのこと、経済ニュース、株式ニュースをしっかり見る、つまり”ガン見”しましょうということです。

そう、まるで個別株投資のようにです。

なぜ私がこれを実践し勧めるのか?

理由は、これによっておそらく私を含む99%以上のインデックス投資家の方にとってのパフォーマンスが向上する、正確には本来のパフォーマンスが下落しないと私は思っているからです。

では、インデックス投資におけるパフォーマンスは何によって決まるのか?

先に断っておきますが、どのインデックスを選択するか?ということは今は 問題にはしません。

日経平均TOPIX、S&P500、NYダウ、ナスダック総合など数多くあるどれかのインデックスを選択した後の投資行動についての話となります。

それではパフォーマンスは何によってきまるのか?

それは、「いかに市場に居続けられるかどうか?」です。

このことについてはここでは特に紹介はしませんが数々の本などで述べられていますのでいいでしょう。

私の愛読書でもある「敗者のゲーム」もそれらのうちの1つです。

何よりこの記事はインデックス投資家を対象にしたものですので、この点に疑問を持たれる方はおそらく少ないと思います。

では、なぜ市場に居続けられずにパフォーマンスを落としてしまうのか?

それは一言でいうと、利確や狼狽売りをしてしまうからだと思っています。

少し難しい言葉を使うと本来より小さくなってしまっているリスク許容度を超えてしまうからです。

投資の世界ではリスクとは標準偏差のことです。

標準偏差は少し難しいので単純に言うと、株価のバラつきのことです。

バラつきには上へのバラつきと下へのバラつきがあります。

一般的なリスクというイメージでは下へのバラつきですが、上へのバラつきももちろんあります。

そして、上へのバラつきが自分の許容量を超えた時に利確となります。

下へのバラつきが自分の許容量を超えた時に狼狽売りとなります。

この利確や狼狽売りを回避できれば、市場に居続けることができ、それぞれのインデックス本来のパフォーマンスを得ることができます。

パフォーマンスはリターンと言ってもいいです。

なお、本来の自分のリスク許容度を超えたときに売却をしてしまうのはしょうがありません。

連日心配で夜も寝れずに健康を害するよりははるかに真っ当な決断だと思います。

ではなぜ利確や狼狽売りをしてしまうのか?

これに答えるのに必要なのは、自分はなぜインデックス投資をしているのか?をあらためて思い出すことが必要です。

少し思い出してみましょう。

おそらく多くの人がこの2つではないでしょうか?

「このインデックスは長期的には右肩上がりだと思ったから。」

「自分はタイミングよく売買を繰り返したりできないから。」

右肩上がりだと思っていなければ、そんなインデックスは選択しないでしょう。

タイミングよく売買を繰り返せる才能や実績が自分にあれば、株価の上下の激しい個別株投資の方がよほど儲かります。

そして、この2つのことを常に無条件に強く信じれる人であれば、おそらく利確や狼狽売りはしないでしょう。

では、問いに戻りますが、なぜ利確や狼狽売りをしてしまうのか?

もう答えはでましたね。

上の2つのことを常に無条件に強く信じられないからです。

個別株に比べて値動きが小さい(リスクが小さい)インデックスと言えど、時には1日で5%以上も変動します。

1か月で10%以上変動することもあります。

これらのデータはチャートを見るだけでも分かりますし、少しネットで検索すればすぐに分かるでしょう。

ここで、1つ思い出すべきことがあります。

これらに対するとても有名かつ強力な解決策があるのをご存じでしょう。

そう、「ほったらかし投資」です。

株価を見なければいいのです。

ほったらかしにすれば良いのです。

こんな簡単なことはありません。

インデックス投資は簡単だと言われるわけです。

だが果たして、本当にそんなことが出来るのでしょうか?

私が冒頭で「99%以上のインデックス投資家の方にとって」と言った理由がここにあります。

有名な話で運用会社のフィデリティが2003年~2013年での顧客のパフォーマンス調査で成績の良かった人の属性のランキング結果があります。

結果はこの通りです。

1位:亡くなっている人

2位:運用しているのを忘れている人

非常に興味深い、大喜利のような結果ですが、私はこれは本当だと思っています。

まさにこの人たちの資産は利確も狼狽売りもされずに市場に居続けられたであろうからです。

疑問の余地はありません。

では、私を含むインデックス投資家の人はこれを真似できるでしょうか?

1位はさすがに真似したくありませんよね。。

2位を意識的にできるかどうか?です。

おそらくごく少数の人は実際にできるでしょう。

でもそれは個人的には1%以下だと思っています。

99%以上の人はできないでしょう。

なぜなら、賢明なる投資家のみなさんはもう1つの忘れてはならない投資の大原則を身をもって嫌というほど知っているからです。

それは、「未来のことは分からない」ということです。

いくら「このインデックスは長期的には右肩上がりだと思ったから。」と言っても、未来のことは分からないということもしっかりと分かっているのです。

そもそもここにインデックス投資の矛盾があるのですが、インデックス投資はこの矛盾を歴史の力や経済学などで半分は乗り越えたところから始まっていますので話を進めます。

さらに幸か不幸か今は情報社会です。

意識をすれば普段は株価のことが直接耳に入ってくることは回避できるかも知れませんが、様々な経済ニュースなどは嫌でも耳に入ってきます。

新型コロナが世界中で感染拡大したというニュースは全員が知っていることであり、投資をしている身としてはその株価への影響はどうしても気になってしまうものです。

つまり、99%以上のインデックス投資家の方々はほったらかしにはできないと私は思うわけです。

ましてや、どうでもいいお金ならまだしも私たち個人投資家にとっては大切な自分や家族のためのお金です。

もしかしたら10年、20年後の投資期間終了後にふたを開けてみれば実は右肩下がりにどんどん下落していて資産がほぼなくなっていることもありえるのです。

それでもほったらかしにできる人はおそらく1%以下だと個人的には思うわけです。

では、どうすればいいのか?

ようやく冒頭の結論に戻ってきました。

どうせほったらかしにできないのなら、せめて利確や狼狽売りをしてしまう可能性を減らすために経済ニュースや株式ニュースを見ましょうということです。

もしくは事前にしっかり過去の値動きなどを見てどんな可能性があるのかを学んでおきましょうということです。

予想外の値動きに出会うことが、利確や狼狽売りを誘うと思っています。

もしも、過去の歴史から見ると何か暴落が起こった時には、たとえばですが、中央銀行の金融政策や政府の財政政策などで期間はまちまちだけども株価は結局は回復しているということが分かります。

楽観的過ぎるかも知れませんが、もしそういう歴史を知っていれば、大暴落が起こってもどうせ中央銀行や政府が何とかしてくれるくらいの気持ちになれて狼狽売りを回避できる可能性があります。

逆にそれらの金融・財政政策の効果で株価が順調に回復している時に、もし金融政策や財政政策の効果だと分からなければ、すぐに利確をしてしまう可能性がでてきます。

タイミングを見る短期売買であればそれが重要なのかも知れませんが、インデックス投資にとって重要なのは市場に居続けることです。

ポジションを落としてしまうことはインデックス投資のパフォーマンスにとっては喜ばしいことではないのです。

ガン見インデックス投資をすることで、リスク許容度は大きくならないかも知れませんが少なくとも小さくなる可能性は低くできると思います。

本来の自分のリスク許容度を活かせるように日々の経済ニュースなどに目をくばり考えるガン見インデックス投資を99%以上のインデックス投資家のみなさんへおススメします。