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2021年のFOMC投票メンバーはハト派優勢

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こんにちは。

好調な米国市場ですが現在は金融相場だと言われます。

金融相場とは中央銀行の金融政策や政府の財政政策によって世の中がカネ余り状態になることで株高となる状況です。

今回はこのアメリカの金融政策を決定しているFOMCの投票メンバーについてです。

2021年のFOMC投票メンバーはハト派が優勢のようです。

FOMCとは

アメリカの金融政策を決定するのはアメリカの中央銀行である連邦準備制度理事会(Federal Reserve Banks)、略してFRBです。

そしてこのFRBが開催する金融政策の最高意思決定会合が連邦公開市場委員会(Federal Open Market Committee)、略してFOMCです。

FOMCは6週間毎に定期的に年8回開催されます。

ここでの金融政策の決定内容は米国市場のみならず世界中の株式市場や為替レートに大きな影響を与えますので投資家にとって非常に重要な内容となり注目されています。

FRBはこのように世界経済に多大な影響力を持つため、FRB議長は「アメリカにおいて大統領に次ぐ権力者」とも言われるほどです。

ハト派タカ派、中立

FOMCの投票メンバーは12名からなります。

FRB理事7名

ニューヨーク連邦準備銀行(以下、ニューヨーク連銀)総裁1名

・地区連邦準備銀行(以下、地区連銀)総裁4名

FRB理事7名とニューヨーク連銀総裁1名の8名は常任委員、残りの4名は各地区連銀総裁が持ち回りでメンバーとなります。

アメリカには12地区の連銀がありFOMCメンバーには12地区の連銀総裁全員がなりますが投票権はそのうちのニューヨーク連銀総裁1名と残り4名を持ち回りとなります。

そしてFOMCでの決定方法は民主主義らしく多数決です。

よってFOMCの投票メンバーの各々の金融政策の考え方がそのまま金融政策に影響を与えますのでメンバーの発言には毎回注目が集まります。

金融政策の考え方には大きく分けてハト派タカ派、中立に分かれます。

ハト派とは、穏健的な考え方で金融政策に関して言えば、景気刺激に前向きで金融緩和(利下げ)に賛成な立場です。

タカ派とは、ハト派とは逆に物価の安定を重視し金融引き締め(利上げ)を支持する立場です。

中立はハト派ともタカ派とも言えない立場を取っています。

2021年のFOMC投票メンバーはハト派優勢

それでは今年のFOMC投票メンバーを確認しましょう。

FRB理事1名が欠員となっていますので現在は11名です。

(各々のハト派タカ派、中立は目安です。)

■パウエルFRB議長(常任委員、ハト派

■クラリダFRB副議長(常任委員、ハト派

クオールFRB副議長(常任委員、中立)

■ブレイナードFRB理事(常任委員、ハト派

■ボウマンFRB理事(常任委員、ハト派

■ウォーラーFRB理事(常任委員、ハト派

■ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁(常任委員、ハト派

エバンス・シカゴ連銀総裁(ハト派

バーキンリッチモンド連銀総裁(中立)

■デイリー・サンフランシスコ連銀総裁(ハト派

■ボスティック・アトランタ連銀総裁(中立)

このように2021年のFOMC投票メンバーは明確なタカ派は不在でパウエル議長をはじめとしてハト派優勢となっています。

FOMCメンバーのうち誰が投票権をもっているのか、そしてどのような金融政策の立場を持っているのかを知ると発言内容の捉え方もより理解できて面白いと思います。