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エンジニアの国家資格「技術士」の受験対策ページ ~ストレート合格のノウハウ~

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エンジニアの最高国家資格と言われる"技術士"受験対策のページです。第一次試験から総合技術監理部門まで3年連続でストレート合格した筆者がそのシンプルで効率的な勉強方法と実際に使用した本を紹介します。ご参考になれば幸いです。

*本受験対策ページでは受験対策のみを記載しています。
試験概要等の一般的な情報は日本技術士会HPで最新情報をご確認ください。
→ 公益社団法人 日本技術士会

第一次試験対策

一次試験の対策は過去問を攻略することが最も効率的です。過去問を攻略する過程で必要な知識はつきますので、過去問攻略に注力しましょう。私はこのやり方で独学・一発・満点を取ることができました。

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基礎科目と適性科目の対策

基礎科目と専門科目は「4年生大学の自然科学系学部の専門教育課程修了程度」であることが実施大綱に記載されています。大学の定期テストのレベルです。一見すると範囲がとても広く難しく感じる分野もあるかも知れません。ただし、過去問を数年分実際に解いていくと分かりますが、実は過去問と類似している問題がとても多くあります。出題される全問題をすべて解答できる知識をつけようとすると何年経っても合格できない範囲の広さですが、試験に合格することを第一に考えると、過去問さえ攻略すれば大丈夫です。また、深い知識はつける必要がありませんので、参考書から始めるのではなく、いきなり過去問を解いていきましょう。私の場合は最初は8割~9割は解けませんでしたが気にせず解答を見て勉強しては、しばらくあとで解いてみることを繰り返しました。復習重視です。最終的には10年分の過去問をほぼ100%近く解答できるようになりました。使用した過去問題集は下記1冊です。1冊で10年分の過去問対策ができますのでおすすめです。なお適性科目は基礎科目と同様の対策で大丈夫です。基礎科目より数段問題は簡単です。過去問題集は下記の1冊に含まれていますので別に買う必要はありません。この本はコストパパフォーマンスが抜群に良いです。

 

基礎科目と適性科目の対策のポイント

対策のポイントをまとめるとこのようになります。

  1. 過去問対策に集中すべし。過去問にない問題は勉強しない。
  2. いきなり過去問を解くべし。参考書などで勉強してからする必要はない。
  3. 確実に合格したいなら過去10年分程度はやるべし。
  4. 復習に最も時間をかけるべし。

専門科目(機械部門)の対策

専門科目も基礎科目同様に大学の定期テストのレベルです。ただし、基礎科目よりは当たり前ですが専門的な知識が必要です。大学在学中や卒業して間もない方は過去問題集だけで良いと思いますが、私のように卒業して少し時間が経っている方はテキストを買って勉強した方が効率的だと思います。ただしこの場合に大学の教科書などで勉強することは非効率なのでおすすめできません。技術士試験の範囲に特化したテキストで勉強するのが効率的でおすすめです。なお個人的には専門科目も十分に独学で勉強が可能だと思います。実際に使用したテキストは下記です。試験範囲に特化したテキストで必要十分な内容ですのでおすすめです。また、テキストの進め方で注意点が1つだけあります。それはテキスト1冊をすべて読んでから過去問に取り掛かるのはNGだということです。細かな単元が数ページから多くても十数ページに分かれているので、単元が終わるたびに解けそうな過去問を探して実際に過去問を解いていきましょう。どのように過去問で出題されているかを早めに知ることがとても重要なことです。

専門科目の対策のポイント

対策のポイントをまとめるとこのようになります。

  1. 過去問対策に集中すべし。過去問にない問題は勉強しない。
  2. 大丈夫そうならいきなり過去問を解くべし。参考書などで勉強してからする必要はない。
  3. いきなり過去問は不安なら技術士第一次試験に特化したテキストを使うべし。大学の教科書などは使わない。
  4. テキストの単元が終わればすぐに過去問にとりかかるべし。実際の出題内容を早めに知ることが重要。
  5. 確実に合格したいなら過去10年分程度はやるべし。
  6. 復習に最も時間をかけるべし。

基礎・適性・専門科目の対策の順番と勉強時間の目安

専門科目→基礎科目→適性科目の順番がおすすめです。ただし科目すべてが終了して次の科目に移るのではなく、専門科目が半分程度終われば基礎科目をスタートし、基礎科目が半分程度終われば適性科目をスタートさせるといったようにオーバーラップさせながら進めると気分転換にもなり継続できます。私の実際の勉強時間を参考までに紹介します。1年間で計350時間でした。

・適性科目:  30時間

・基礎科目:100時間

・専門科目:220時間(テキスト:70時間、過去問:150時間)

私の場合、1年間の勉強期間がありましたので十分な勉強時間が確保でき、全3科目満点を取ることができました。もし合格するのに最低限の時間は?と聞かれれば私の場合の個人的な推測にはなりますが以下が目安になるかと思います。おそらく200時間程度は私の場合で必要だったのではと推測します。

・適性科目:  20時間

・基礎科目:  50時間

・専門科目:130時間

第二次試験対策(機械部門)

第二次試験は第一次試験からグッと難易度が上がります。近年の対受験者合格率は10%~15%程度で推移しています。合格者平均年齢は40代前半です。「科学技術の応用面に携わる技術者にとって最も権威のある国家資格」と技術士会ホームページでも紹介されている所以の一つがこの合格率と合格者平均年齢に表れています。私がおすすめする第二次試験対策はずばり「有料講座を受講して短期間で合格しよう」です(以前の択一式対策は除きます)。時間は有限です。権威ある国家資格に短期間で合格するためには惜しんではいけないところだと思います。私自身ももちろん有料講座を受講したことが一発合格につながったと思っています。

受験申込書の対策

最初の関門です。なぜ申込書が関門になるのか?それは申込書における「業務経歴」や「業務内容の詳細」が最終関門である口頭試験で問われる可能性があるからです。有料講座でしっかり添削を受けましょう。参考までに私が受講した講座やおすすめできる講座を後述するお役立ち情報のところで紹介しておきますのでご参考にして頂ければと思います。

必須科目の対策

私は平成30年度に機械部門を受験し合格しましたがその時の必須科目は択一式でした。択一式でしたので第一次試験と同様に過去問対策に注力することで独学で問題なく得点することができました。その後の令和元年度から試験制度が改正され、必須科目は記述式になりました。私自身はこの記述式での必須科目を受講していませんのでここでは割愛致します。ただし記述式になったことから、やはり独学ではなく実績ある有料講座を受講して添削を受けることをおすすめします。なお、技術士会は約5年サイクルで必須科目を択一式と記述式を交互に採用してきました。今後また択一式に戻る可能性もあるかと思います。参考までに私が使用した1冊を紹介しておきますのでもし今後択一式に戻れば参考にして頂ければと思います。

 

選択科目の対策

添削を受ける

小論文はどうしても独りよがりな勉強になりがちです。指導実績のある既技術士が指導する有料講座で客観的に添削指導頂くのが個人的には最も合格に近道だと思います。ここでも大切なのは過去問です。有料講座で自由にテーマを選択して良い場合はまずは過去問から添削を受けましょう。私が実際に受講した講座は後述の「おすすめする有料講座」で紹介しておきます。

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なお課題の背景などではできるだけ数値データで客観性を持たせることが大事です。私がよく参照した白書や雑誌を紹介しておきます。

→ 技術士第二次試験(機械部門)に役立つ白書や雑誌

あと、これは総監部門でも役に立つと思いますが見出し番号の付け方はこちらが参考になるかと思います。

→ 技術士試験 記述式解答での見出し番号の付け方

日常業務においてコンピテンシーを意識する

添削を受けるのと同じくらい重要なのが日常業務において技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)を意識するということです。試験では技術士としての解答を求められます。資格取得後に技術士になるのではありません。既に技術士にふさわしいことを試験で証明する必要があります。そのためには、普段からこのコンピテンシーを意識することがそのまま試験対策になります。こちらの記事を参考にご覧ください。

→ 技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)とは何か?

口頭試験の対策

想定問答集の作成と模擬口頭試験が対策となります。

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想定問答集の作成

想定問答集をできるだけ多く作成しましょう。多ければ多いほど合格に近付きます。私は150個ほど作成しました。最低でも100個は作成しましょう。参考までに私が2018年度に機械部門に合格した際の想定問答集の一部を下記に公開しておきます。

→ 技術士(機械部門)口頭試験対策 想定問答集

模擬口頭試験を受けましょう

模擬口頭試験はよほどの事情がない限りは受けておいた方が良いです。私は機械部門と総合技術監理部門のどちらも受講して良かったと思っています。私が実際に受講した講座は後述の「おすすめする有料講座」で紹介しておきます。

私の勉強時間

合計350時間程度でした。期間は筆記試験対策で8か月、口頭試験対策で1か月でした。

・択一対策:150時間

・記述対策:150時間

・口頭試験:  50時間

第二次試験対策(総合技術監理部門)

受験申込書の対策

機械部門の時と同じです。有料講座でしっかり添削を受けましょう。

択一式の対策

総合技術監理部門の択一式の対策は、過去問対策と総合技術監理部門キーワード集の勉強の2つです。

過去問対策

下記のCEネットワークのシリーズを利用して効率的に進めるのがおすすめです。最新の過去問解説は「傾向と対策」、それ以前は「択一式問題集」で勉強しましょう。私は10年分の過去問を攻略するために「択一式問題集」の古いものも中古で買いました。注意点として、古い年度の問題では法律や白書などの内容が古い可能性があるため、必ず最新の内容を確認しましょう。

 

 

文部科学省より「総合技術監理部門の技術体系(キーワード)について」が公表されています。最新のキーワード集をダウンロードしてキーワード学習をしましょう。

→ 総合技術監理部門の技術体系(キーワード)について:文部科学省

ただし見たら分かる通りキーワード数は多いですので私は下記の1冊も利用してそれでも不足している分をネット等で調べて補強しました。手書きでも良いと思いますが、私はエクセルでキーワード解説集を作りました。

 

記述式の対策

機械部門の時と同じです。指導実績のある既技術士が指導する有料講座で添削指導頂くのが個人的には最も合格に近道だと思います。

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口頭試験の対策

機械部門の時と同じです。想定問答集の作成と口頭模擬試験を受けましょう。

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なお参考までに私の当日の様子をまとめましたのでご覧ください。

→ 合格体験記 技術士総合技術監理部門(口頭試験当日)

私の勉強時間

合計250時間程度でした。期間は筆記試験対策が5か月、口頭試験対策は2か月でした。

・択一対策:120時間

・記述対策:  80時間

・口頭試験:  50時間

お役立ち情報

おすすめする有料講座

現在多くの有料講座が存在しますがここでは私が実際に受講、もしくは信頼できる講師の講座があるものを紹介させて頂きます。

技術士Lock-On:二次試験対策講座

私が第二次試験(機械部門、総合技術監理部門)の受験申込書、記述式対策、口頭試験対策までお世話になった講座です。私が選んだ理由は比較的リーズナブルな価格と、原則36時間以内に返却される添削スピードです。実際にはほぼすべてが24時間以内に返却されてきました。

→ 技術士試験対策講座:Lock-On:二次試験対策講座

SUKIYAKI

総合技術監理部門の口頭試験対策を受講しました。

→ 技術士受験を応援するページSUKIYAKI塾

スタディング 技術士講座

私が「技術士Lock-On :二次試験講座」で機械部門と総監部門の受験申込書や記述式対策で直接指導頂いた匠習作氏が講師をされていることから直接ではないですが講座の質は高いと思われます。オンライン講座でとにかく安いのも特徴でおすすめです。

→ スタディング 技術士講座

成績開示請求の方法

A、B、Cのランクだけでなく具体的な点数を知ることができます。実際に私の開示結果も載せてます。

→ 技術士第二次試験の成績開示請求の方法と注意事項 ~点数結果実物も公開(機械部門+総監部門)~

モチベーション維持のためのおすすめSNS、Webサイト、セミナー

SUKIYAKI塾(Webサイト)

有料講座のおすすめでも紹介させて頂きましたが、APEC氏が運営するサイトです。技術士受験者であれば必ずチェックすべきサイトです。特に二次試験対策はおすすめです。有料セミナーで使用されるレベルの内容がすべて無料で公開されています。掲示板も併設されており定期的に訪問するとモチベーション維持に役立つと思います。

→ 技術士受験を応援するページSUKIYAKI塾

■herooffice(Youtube動画)

技術士塾を運営する小松英雄氏のYoutube動画。月に一度の頻度で試験情報やおすすめの受験スケジュールなどの動画がアップされます。小松氏の丁寧な語り口が個人的にはお気に入りです。

■JES(メールマガジン

JESを運営する坂林氏のメルマガ。毎日配信されてます。受験生の甘えを指摘する坂林氏のコラムが特徴的です。

■新技術開発センター(セミナー)

1,000円で受講できるガイダンス講座をモチベーションアップのために3年連続で受講してました。なお私は受講していませんが有料講座は少し高めですが実績はあるようです。

以上