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技術士(総監部門)択一式【人的資源管理(平成28年度 問題13~16)】

こんにちは。

機械系エンジニアのメカエン@技術士(機械部門)です。

今回のテーマはこちらです。

技術士(総監部門)択一式
人的資源
管理(平成28年度 問題13~16)

 今回の目次はこちらです↓

なお問題の難易度については次のように考えています。とても個人的な意見ですので、あくまでご参考ということでご容赦願います^^

★☆☆☆☆ 【易】  3分以内で確実に正解したい!
★★☆☆☆ 【やや易】3分を超えるかも知れないが確実に正解したい!
★★★☆☆ 【標準】 60%以上の正答率にはなんとか正解したい!
★★★★☆ 【やや難】2択まではなんとか絞り込める!難しい!
★★★★★ 【難】  できなくてもしょうがない!とっても難しい!

【平成28年度_問題13】

雇用に関する次の() ~()の記述のうち,男女雇用機会均等法(雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律)において禁止されている行為に該当するものの数はどれか。

()守衛,警備員のうち防犯上の要請から男性に従事させることが必要である職務を行う労働者の募集について,男性に限定すること。

()女性労働者が男性労働者と比較して相当程度少ない総合職の採用に当たって,採用の基準を満たす者の中から男性より女性を優先して採用すること。

()時間外労働や深夜業の多い職務への配置に当たって,その対象を男性労働者のみとすること。

()一般職社員のほとんどが女性である会社において,一般職社員の中から,女性のみを対象とした窓口業務研修を行うこと。

()期間を定めて雇用される女性労働者について,妊娠・出産を理由に契約の更新をしないこと。

① 1 ② 2 ③ 3 ④ 4 ⑤ 5

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

正答は③でした。

それでは解説です。

(ア)該当しない

防犯上の要請から男性に従事させることが必要である職務については、男性に限定することは禁止されていない。

(イ)該当しない

女性に関しては、禁止されていません。なお男性に関しては禁止されています(特例がありません。)。

(ウ)該当する

女性を時間外労働や深夜業の多い職務へ配置することは禁止されていませんので、男性のみとすることは、禁止されています。

(エ)該当する

ほとんどが女性の場合、つまり女性が相当程度少ないとは言えない場合には、女性のみを対象とすることは禁止されています。

(オ)該当する

禁止されています。

 

《難易度》★★★★☆

《感想》(ウ)と(エ)の選択肢の正誤が非常に個人的には難しかったです。試験本番では最後まで迷ってしまいそうです。★4つです。

【平成28年度_問題14】

職務設計及び雇用管理に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

日本型の属人主義は,職務の概念が曖昧な点に特徴があり,職務に合わせて人を配置する欧米型の職務主義に比べると,人に合わせて職務を配分する傾向がある。

職務設計は,組織の各構成員によって遂行される特定の職務の義務,権限,責任を決定するプロセスであり,技能の多様化などの本質的な動機付け要因を含んでいることが期待される。

雇用管理では,採用条件と選考方法を明確にすること,従業員を適正に配置すること, 公正で適切な処遇を行うことが重要な事項である。

近年の人事管理の複線化と呼ばれる動きとして,総合職と一般職を区分する複線型人事制度,勤務地の地理的範囲で区分する勤務地限定社員制度,高度な専門能力を有する社員のための専門職制度などがある。

日本における雇用の特徴として,年功序列,終身雇用,産業別組合の3点が挙げられてきたが,近年,産業の成熟化などにより,これらを維持することが難しくなってきている。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

正答は⑤でした。

それでは解説です。

適切

その通りです。日本は属人主義、欧米は職務主義と言われています。

適切

その通りです。5つの中核的職務特性は次の通りです。

  1. 技能の多様化
    仕事を遂行するのに活用できる技能や知識が多様であればあるほど、その仕事を有意義と感じる。
  2. 仕事の一貫性
    部分を任せるのではなく、一定の最終成果が出るまで職務とすることで有意義と感じる。
  3. 仕事の有意味性
    自分の仕事が外部の人々にどれだけ影響を与えるか、役立っているかを自覚すればするほど有意義と感じる。
  4. 自律性
    スケジュールや実施手順を決定する際に自由な裁量が大きければ大きいほど、責任感が高まる。
  5. フィードバック
    仕事の成果について明確で直接的な情報を受け取ることができるフィードバックメカニズムが業務内に装備されていることで、実際の仕事の結果を自覚し、動機付けが高まる。

適切

 その通りです。

適切

その通りです。

不適切

産業別組合ではなく、企業別組合ですので、不適切な内容です。年功序列,終身雇用はこれまでの日本における雇用の特徴として適切です。なお、日本は企業別組合、アメリカは産業別組合、イギリスは職能別組合が特徴です。

 

《難易度》★★★☆☆

《感想》平成25年の過去問で日本は企業別組合であるとの内容が出題されていますので、⑤が不適切な内容と分かれば比較的容易に正解できた問題でした。

《参照キーワード集》

技術士_総監キーワード集2019(人的資源管理_3.3人材活用計画) - 機械系エンジニアの技術士ストレート合格勉強法

【平成28年度_問題15】

従業員の採用・配置に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

従業員の採用に当たっては,要員計画を作成したうえで,どのような能力の人材(能力要件)を何人採用するか(採用人数)を決めることが重要である。

紹介予定派遣は,労働者派遣のうち,派遣元事業主が派遣労働者及び派遣先に対して, 職業紹介(予定を含む)を行うものである。

インターンシップは,学生が企業等において実習・研修的な就業体験をする制度であり,教育的意義のほか企業等に対する理解促進などの意義がある。

直接雇用の従業員ではない事業所内請負社員や派遣社員に対し,企業は直接指揮・命令を行うことはできない。

個人の希望を重視する異動の仕組みとして,社員が仕事やキャリアなどの希望を申告する自己申告制度や,明示した業務に従事したい社員を募集する社内公募制度などがある。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 正答は④でした。

それでは解説です。

適切
その通りです。
② 適切
その通りです。職場の雰囲気や仕事内容を派遣労働者として働きながら確認することができるメリットがあります。

適切

その通りです。

不適切

請負社員に対して直接指揮・命令を行うことはできないですが、派遣社員に対してはできるので、不適切な内容です。

適切

その通りです。 
 

《難易度》★★★★☆

《感想》紹介予定派遣など普段ではあまり聞きなれない用語の選択肢があり、広い知識を試される問題でした。★4つです。

【平成28年度_問題16】

人事考課管理に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

①透明性の原則は,人事評価の基準,手続き,結果などを被評価者に公開することによって,従業員の評価に対する納得性を高めようとするものである。

②失敗することを厳しく評価する減点主義では,従業員の間に失敗をせず無難に過ごそうとする傾向が生じるおそれがある。

③一般的な評価基準は,能力,姿勢,業績という3つの領域から構成され,能力はインブットで安定的であるが,姿勢,業績はアウトブットで短期に変動する。

④目標管理による業績の評価方法では,業績は評価期間の初めに設定された業務目標の達成度と難易度の2つの要素を組合せて評価される。

⑤主として賞与には姿勢評価と業績評価を反映し,昇給や昇進にはそれとともに長期的な視野を含めるために能力評価も反映することが一般的である。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 正答は③でした。

それでは解説です。

適切

 その通りです。

適切

 その通りです。減点主義ではなく加点主義を重視することが良いと一般的にはされています。

不適切

 インプット/アウトプット、短期/長期での評価で3つの領域を分類すると次のようになります。

・能力:インプット、長期

・姿勢:インプット、短期

・業績:アウトプット、短期

適切

 その通りです。

適切

 その通りです。

 

《難易度》★★★☆☆

《感想》比較的よく出てくる内容でした。★3つです。

 

それでは今回も最後までありがとうございました^^

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