メカエンブログ

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技術士 総監キーワード集2019(安全管理 5.6 システム安全工学手法)

こんにちは。

機械系エンジニアのメカエン@技術士(機械部門)です。

総合技術監理キーワード集2019
安全管理 5.6 システム安全工学手法

総合技術監理キーワード集2019の解説をしていきたいと思います。

最終更新日:2020年1月13日

今回の目次はこちらです↓

システム安全工学手法

  • チェックリスト方式、FMEA、HAZOP手法、イベントツリー手法、フォールトツリー手法など。

HAZOP

  • Hazard and Operability Studies
  • 主に化学プラントの設計・運転においてプラントの危険性を明らかにして必要な対策を講じるための実用的手法。
  • プラントにおけるパラメータの目的状態からのずれを起点にその原因と危険事象を解析し、防護機能と改善すべき対策を記入する。

HAZID

  • Hazard Identification:Hazardおよび想定災害の同定。
  • Hazardの同定だけにとどまらず、想定事故などのシナリオ抽出と設定が行われ、リスク解析および評価、さらにHazardがどの程度の頻度で発生するかの解析も同時に行われる。

What if

  • もしシナリオXが発生したらどうなるか?を分析すること。
  • 好ましくない条件の下で、プロジェクトの実行可能性を評価したり、影響を軽減をするためのプランを策定する。

トライポッド理論

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THERP

  • Technique for Human Error Rate Prediction
  • 人間の一連の手順的な仕事を解釈、操作、読み取りなどの基本的な単位仕事のつながりで表し、 各単位仕事に成功する場合と失敗する場合に場合分け しながらどのような作業環境に至るかをイベントツリーにより分析する手法である。

MORT

  • Management Oversight and Risk Tree.  Oversight = 見逃し
  • 管理体制の欠落を検出する手法。管理体制の現状と一般的な管理欠陥の論理ツリーとを参照して問題点を発見するもの。

J-HPES

  • Japanese Version Human Performance Enhancement System.
  • ヒューマンエラーの背後要因まで網羅的に分析することを目的とした手法。
  • 米国のHPE法を日本版に改良したもので、主に日本国内の原子力産業の現場で利用されている。

VTA

  • Variation Tree Analysis.       Variation = 変化
  • 事故の進展における変化に着目し、フォルトツリーを基本としたツリーを用いて、正常状態からの逸脱を追跡する対策志向型の分析手法。フォールトツリー分析が推定要因も分析しているのに対して、このVTAは確定事実のみを対象としている。

ベイズ統計

確率のベイズ的解釈に基づく統計学の分野における理論である。ベイズ的解釈では、確率は事象における「直観的信頼度」を表わし、これは頻度または傾向に基づく固定値ではなく、新たな情報が集められると変化しうる。直観的信頼度は、以前の実験の結果や事象に関する個人的信頼度といった事象に関する事前知識に基づいてよい。

ベイジアンネットワーク

因果関係を確率により記述するグラフィカルモデルの1つで、複雑な因果関係の推論を有向非巡回グラフ構造により表すとともに、個々の変数の関係を条件つき確率で表す確率推論のモデルである。ネットワークとは重み付けグラフのこと。

人間工学原則の遵守

  • ストレス発生の回避
  • 騒音、振動、高温等の回避
  • 作業/自動運転間の同期の回避
  • 適切な照明の採用
  • スイッチ等の適切な配置
  • 指示、表示等の適切な配置

 

それでは今回も最後までありがとうございました^^